多肉植物 初心者でも安心!育て方とおすすめ品種まとめ

多肉植物

ぷっくりとした形と個性的な色合いが魅力の多肉植物とは、初心者でも育てやすい植物として人気です。

ただ、「多肉植物 買ってきたらどう管理すればよい?」「多肉植物は毎日水やりが必要ですか?」など、多肉植物初心者の方はわからないことが多いですよね。

この記事では、『多肉植物初心者ガイド:育て方とおすすめの種類』をテーマに、「初心者が室内で多肉植物を育てるには?」という基本から、多肉植物 レア品種の楽しみ方、さらにはほったらかしでも育つコツや多肉植物に関するよくある質問まで、丁寧に解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

📌記事のポイント

  • 1
    多肉植物の特徴や種類についてる
  • 2
    初心者でも育てやすい品種の選び方
  • 3室内で多肉植物を育てる方法と注意点
  • 4水やりの頻度や植え替えのコツなど管理方法

多肉植物初心者ガイド:育て方とおすすめの種類

  • 多肉植物とは?
  • 初心者でも育てやすい種類を知ろう
  • 初心者が室内で多肉植物を育てるには?
  • 多肉植物 買ってきたら最初にすること
  • 多肉植物は毎日水やりが必要ですか?

多肉植物とは?

多肉植物とは、乾燥した環境でも生きていけるように、葉や茎、根に水を蓄える仕組みを持った植物の総称です。砂漠や乾燥地域など、雨が少ない環境に適応して進化した植物で、ぷっくりとした葉やユニークな形が特徴的です。

例えば、サボテンも多肉植物の一種ですが、それ以外にもバラのような形のエケベリア、薬用として知られるアロエ、かわいいうさぎの耳の形をしたモニラリアなど、非常に多くの種類があります。

一方で、多肉植物は水を与えすぎたり、湿度の高すぎる環境では根腐れを起こしやすいというデメリットがあります。このため、適度な水やりと風通しの良い環境作りが大切です。

初心者でも育てやすい種類を知ろう

多肉植物を初めて育てるなら、育てやすい種類を選ぶことが大切です。なぜなら、多肉植物には種類ごとに特徴があり、初心者向きでないものを選ぶと枯らしてしまう可能性が高まるからです。

初心者に特におすすめしたい種類は「セダム」「エケベリア」「アロエ」などです。セダムは特別な手入れをしなくても元気に育ち、庭に植えてもよく増える品種が多いです。また、エケベリアは見た目が美しく、室内でも屋外でも育てやすい万能型です。アロエも乾燥に強く、水やりの頻度が少なくても丈夫に育つため、初心者が育てるのに適しています。

ただ、いくら育てやすい品種でも、全く手入れをしないと弱ってしまいます。最低限の水やりや日光浴は欠かさないようにしましょう。

初心者が室内で多肉植物を育てるには?

初心者が室内で多肉植物を育てる場合、大切なのは風通しの良さと日当たりです。多肉植物は丈夫な植物ですが、日光が不足すると茎や葉が補足間延びし、きれいな姿を保つことが難しくなります。

例えば、日光が入りやすい窓際に置いて、レースのカーテン越しに日差しを当てるのがおすすめです。室内に日当たりが確保できない場合は、時々ベランダや屋外で日光浴をさせるとよいでしょう。

ただし、直射日光を長時間当てると葉焼けを起こしてしまうこともあります。葉が茶色っぽくなったり変色した場合は、日光の当たりを調整してください。また、窓を開けるなど換気を心がけ、湿気がこもらないようにしましょう。

多肉植物 買ってきたら最初にすること

多肉植物を買ってきたら、まず行いたいのは植物の健康状態の確認です。購入した直後の苗は環境が急激に変化するため、しばらく慎重に様子を見る必要があります。

例えば、鉢から植物を軽く抜いて根の状態をチェックします。このとき、根が黒くなったり、茶色で柔らかく腐ったりしている部分があれば、清潔なハサミで切り落として整理しましょう。その後、日陰で2〜3日乾燥させ、新しい土を使って植え替えます。

ただし、元気な苗で根に問題がない場合は、すぐに植え替えずに1〜2週間そのまま置いて環境に慣れさせるのがおすすめです。どちらの場合も、購入直後は急いで水を与えず、1週間ほど経ってから水やりを始めましょう。

多肉植物は毎日水やりが必要?

多肉植物は毎日の水やりは必要ありません。なぜなら、葉や茎に水を蓄え、乾燥に強い性質があるからです。

具体的な頻度は季節や品種によりますが、基本的には土が完全に乾いてから水をあげます。春や秋は週に1回程度たっぷり水を与え、夏や冬は2〜3週間に一度、控えめに水をあげるのが目安です。

ただし、あまりに水を与えすぎると根腐れの原因になります。水やりの際は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与え、次回の水やりまでしっかり乾燥させることがポイントです。

多肉植物初心者でも安心!育て方のコツと楽しみ方

  • 多肉植物の植え替え方法と時期
  • ほったらかしでも育つ品種?
  • レアな種類も楽しもう
  • 多肉植物の増やし方は簡単!
  • 多肉植物に関するよくある質問
  • 多肉植物を飾ってインテリアを楽しむ方法
  • 多肉植物初心者が知っておきたい育て方とコツまとめ

多肉植物の植え替え方法と時期

多肉植物の植え替えは、春(3〜5月)や秋(9〜11月)に行うのが適切です。この時期は多肉植物が成長期に入り、新しい環境に馴染みやすいからです。

具体的には、植え替え前に土を乾かしておくと作業がしやすく、値を傷めにくくなります。古い鉢から植物をやさしく抜き、傷んだ根や伸びすぎた根を清潔なハサミでカットします。

その後、水はけの良い新しい土を鉢の1/4ほど入れ、植物を中央に置いて残りの土を加え、根元を安定させます。植え替えはすぐに水を与えず、数日〜1週間ほど程度で十分です。

ただ、植え替えは毎年行う必要はありません。基本的には1〜2年に1度の頻度で十分です。頻繁に植え替えを行うと根が傷つき、植物が弱る可能性があります。

ほったらかしで育つ品種

多肉植物の中には、ほったらかしでも丈夫に育つ品種が多数存在します。頻繁な手入れが難しい初心者の方や忙しい方に適しているのが、乾燥に強く耐寒性が高い品種です。

具体的におすすめしたいのは、「セダム属」や「クラッスラ属」の品種です。セダム属の「虹の玉」や「ゴールデンカーペット」は水やりや肥料がほぼ不要で、放置していてもよく育ちます。クラッスラ属の「カネノナルキ(金のなる木)」も乾燥に非常に強く、丈夫で育てやすいです。

ただし、いくら丈夫でも完全に放置してしまうと弱る場合があります。特に長期間の雨や極度の乾燥には注意しましょう。屋外であれば、時々雨が当たる場所に置き、室内なら数週間に一度程度、水を与えるだけで十分に育ちます。このように、ほったらかしでも元気に育つ品種を選べば、多肉植物のある暮らしが気軽に楽しめます。

レアな種類も楽しもう

多肉植物に慣れてきたら、ちょっと珍しいレアな品種に挑戦するのも楽しみのひとつです。多肉植物は種類が非常に豊富で、ユニークな形や美しい色合いを持つ品種もたくさんあります。

例えば、葉が透けるような透明感を持つハオルチアの「オブツーサ」や、うさぎの耳のような愛らしい形をした「モニラリア」などは特に珍しく人気が高いです。また、石ころのような外見が特徴の「リトープス」や、黒っぽい葉色が珍しい「アエオニウム属」の品種もあります。

ただ、レアな品種は育て方が少し難しい場合があります。特に水やりの頻度や日当たりの管理に注意が必要です。もし初心者からステップアップして挑戦する場合は、事前に品種ごとの性質や管理方法をしっかり調べておくことをおすすめします。

多肉植物の増やし方は簡単!

多肉植物は比較的簡単に増やすことができます。増やす方法としては、「葉挿し」「挿し木」「株分け」の3つがありますが、初心者にも一番手軽な方法が「葉挿し」です。

葉挿しは、多肉植物の葉を1枚取り外して、乾燥させた後に土の上に置いておくだけの簡単な方法です。すると、数週間後に葉の付け根から小さな根と芽が出てきます。例えばエケベリアやセダムなどの多くの品種が葉挿しで簡単に増やせます。

ただし、葉を取るときには注意が必要です。葉の付け根部分を傷つけないよう丁寧に外さないと発芽率が下がります。また、芽が出るまで直射日光を避け、明るい日陰で管理することもポイントです。

他にも、伸びすぎた茎を切って土に挿す「挿し木」や、親株から子株を分離して別の鉢に植える「株分け」も手軽です。いずれの方法も少しのコツを覚えれば初心者でも簡単に多肉植物を増やすことができます。

多肉植物に関するよくある質問

多肉植物を初めて育てる人が抱きやすい疑問について、特に多い質問を紹介します。

一つ目は、「多肉植物は室内だけでも育てられますか?」という質問です。これは可能ですが、日当たりや風通しが大切です。直射日光が強すぎる場所ではなく、明るい窓際などがおすすめです。

次に多いのは、「水やりの頻度はどのくらいですか?」という質問です。多肉植物は乾燥に強いため、土がしっかり乾燥したら水やりをするのが基本です。季節によりますが、1〜2週間に一度くらいが目安になります。

他にも、「葉が伸びすぎてしまったがどうすれば良いか?」という疑問があります。この場合は日光不足が考えられるので、日当たりの良い場所へ移動するか、伸びた部分をカットして挿し木で仕立て直すと良いでしょう。

なお、初心者におすすめの種類は、セダムやエケベリアなどの丈夫で育てやすい品種です。

多肉植物を飾ってインテリアを楽しむ方法

多肉植物はその見た目の可愛らしさから、インテリアとしても非常に人気があります。単純に鉢に植えるだけでなく、飾り方を工夫することで部屋の雰囲気がぐっとオシャレになります。

例えば、小さな多肉植物をいくつか集めて寄せ植えを作るのがおすすめです。同系色でまとめたり、色や形が異なる品種を組み合わせたりすると、簡単におしゃれなインテリアとして楽しめます。

また、最近では多肉植物をマグカップや空き缶など、身近な容器を鉢代かわりにするのもおすすめです。壁掛けタイプやハンギングタイプの容器を使えば、省スペースで飾れることができ、インテリアのアクセントにもなります。

ただし、多肉植物は湿気が苦手なので、インテリアとして飾る場合でも風通しの良さを忘れずに確保しましょう。特にバスルームなど湿度の高い場所には向いていないので注意してください。このように飾り方を工夫すれば、多肉植物がインテリアとしても幅広く楽しめます。

多肉植物の基本的な育て方について、より詳しく知りたい方は、NHK出版の書籍「趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO 多肉植物 ユーフォルビア」も参考になります。

多肉植物初心者が知っておきたい育て方とコツまとめ

  • check多肉植物は乾燥地帯で進化した植物である
  • check初心者にはセダム、エケベリア、アロエがおすすめ
  • check日当たりと風通しの良い環境が必要である
  • check室内ではレースカーテン越しの日光が適している
  • check購入直後は根の健康状態を確認することが大切である
  • check多肉植物は毎日の水やりが不要である
  • check水やりは土が完全に乾いてから行うことが基本である
  • check植え替えに適した時期は春か秋である
  • check植え替え直後は水やりを控え、植物を休ませる必要がある
  • checkほったらかしでも育つ品種にセダムやカネノナルキがある
  • check珍しいレア品種は育て方を調べてから挑戦する
  • check葉挿しが最も簡単な増やし方である
  • check多肉植物の葉が伸びすぎたら挿し木で仕立て直すと良い
  • check湿気の多いバスルームは飾る場所に適さない
  • checkインテリアには寄せ植えやハンギングが向いている

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